冬の血圧トラブルにご用心「アクサ生命の健康経営ワンポイントアドバイス」より
急激な寒暖差に触れると、血圧が急上昇して脳卒中や心筋梗塞のリスクを高めると言われています。特に高血圧の方や高齢者は動脈硬化が進みやすく、血管が硬くなったり詰まったりする可能性がある為、寒さ対策や生活習慣の改善をすることがとても大切です。
冬の高血圧に要注意!!
寒さを感じると血圧が上がるのは、体温を一定に保つために血管を収縮させ、血管内を流れる血液を減らすことにより、できるだけ熱が体外へ逃げないようにしているからです。さらに、冬の時期は次のような場面で高血圧になりやすいため、注意が必要です。
- 自宅内での温度差
- 居間を暖めても、廊下などの寒いところに出ると、寒暖差により血圧が上昇する。
- 入浴時の温度差
- 脱衣時の寒さやお湯の熱さによる急激な温度変化でヒートショックを起こす。
- 塩分の多い食事
- 冬は鍋やシチューなど塩分の多い食事が増えることで血圧が上がりやすくなる。
- 運動不足
- 運動不足によって発汗が少なく、体重も増加傾向にあるため血圧上昇の原因に。
しなやかな血管を保つ食生活
正常な血管は血管壁がしなやかで血液の流れもスムーズです。寒さによって急な血圧上昇が起こっても血管がもろくならないように、日々の生活習慣を見直していきましょう。
- 塩分のとりすぎに注意
- 味の濃い料理、インスタント食品や加工食品は控えめに。季節の食材や酸味、辛味を上手に使って積極的に減塩しましょう。
- 強い血管をつくる食材を積極的にとる
- 魚類・大豆・豆製品・野菜など血管を強くするのに役立つ食材を中心に、バランスの良い食事を意識しましょう。
- ストレスを減らし睡眠をたっぷりと
- 多忙な生活や精神的な緊張は血圧に影響します。息抜きできるように心掛け、睡眠時間は十分にとるようにしましょう。
- 禁煙する
- 喫煙は血管を収縮させ血圧を上げるうえ寒いベランダなどでの喫煙はさらに血管にダメージを与えます。
このページについて
「健康経営」はNPO法人健康経営研究会の登録商標です。
この健康に関するワンポイントアドバイスは、アクサ生命より提供されている「アクサ生命の健康経営ワンポイントアドバイス」を引用して作成しています。