歯とからだの深い関係①「アクサ生命の健康経営ワンポイントアドバイス」より
日本のこれまでの歯科医療では残念ながら多く歯を失っており、予防歯科先進国スウェーデンの歯科医療では多くの歯を健康に残していることをご存じですか?
今後、日本で求められる歯科医療の在り方と、いい歯医者さんの選び方をご説明します。
歯医者さんへ通院するほど歯を失ってしまう
日本人の多くは削って詰める「治療」のために歯医者さんへ通います。健康な歯でも3~4回治療すると抜歯に至ります。その2大原因はむし歯と歯周病です。
歯医者さんへ削って詰める治療だけで通っても2大原因を予防できず、それどころか歯医者さんへ通うほど歯を失っているのです。
- 日本の現状1
30年間で計28本ある歯を日本人は平均13.7本失っています。- 日本の現状2
寿命にも関わります。北九州周辺に暮らす80歳の方の歯の喪失状況。80歳ではまだまだ残っている歯の数が少ないのが現状です。
歯医者さんへ通院するほど歯を保てる予防歯科先進国スウェーデン
歯科先進国スウェーデンでは、歯医者さんへ通うほど、歯をほぼ失いません。その理由は、歯医者さんに通院する目的が主に「治療」ではなく「予防」メンテナンスだからです。一般的に治療のために通院する多くの日本人に対して、歯科先進国のスウェーデンでは、予防メインテナンスのために通院するほうが一般的です。予防メインテナンスをしていないと20倍以上早く歯を失ってしまうのです。
- スウェーデンの現状1
30年間、予防メインテナンスのために歯医者さんへ通院し続けた場合、年齢に関わらずほぼ歯を失っていません。また、予防メインテナンスを開始する年齢が若ければ若いほどより歯を失わない傾向が高いことがわかっています。- スウェーデンの現状2
約90%が予防メインテナンスを目的として歯科医院へ通院しています。
本当に歯を守れる予防メインテナンスをするために良い歯医者さんの選び方
歯医者さんに通院していない時間を正しく過ごせるようセルフケア方法の指導を受けられることがポイントです。
このページについて
「健康経営」はNPO法人健康経営研究会の登録商標です。
この健康に関するワンポイントアドバイスは、アクサ生命より提供されている「アクサ生命の健康経営ワンポイントアドバイス」を引用して作成しています。
監修:健康経営アクサ式の歯科専門家領域における社外アドバイザー
つきやま歯科医院 院長 歯科医師 築山 鉄平先生
歯科医師 築山 鉄平 先生
2001年 九州大学歯学部卒業
2001年~2004年 佐賀医科大学歯科口腔外科
2006年~2009年 タフツ大学(ボストン)歯学部 歯周病インプラント科最優秀臨床賞受賞
2009年 米国歯周病学会ボード認定医
2010年 米国歯科修士号
2009年~2010年 タフツ大学歯学部審美補綴フェロー
2011年~ 医療法人社団 雄之会 つきやま歯科医院
健康経営アクサ式_予防歯科_①本当は日本人の口の中はどうなの?(YouTube)