タバコと食事の関係「アクサ生命の健康経営ワンポイントアドバイス」より
タバコは「百害あって一利なし」といわれるほど体への害が多い嗜好品。依存性も強いため、一度吸ってしまうとやめられないのも現実ですが、タバコが体に与える影響や食事との関係についても知っておくことが大切です。
タバコによって失われる栄養素は?
喫煙によって失われる栄養素は「ビタミンC」。ニコチンなどの有害物質が多くのビタミンCを破壊・消失させるため、免疫力の低下や老化の促進などが起こります。タバコを4本吸うだけで、成人が一日に必要な量を消費してしまうともいわれています。
取っておきたい栄養素
タバコの有害物質を除去するために、体内では活性酸素が多く作られます。活性酸素は細胞や血管を傷つけ、がんや老化を進行させるため、抗酸化作用のあるビタミンC、ビタミンE、ビタミンA(β-カロテン)を積極的に取る必要があります。
一日に取りたい食品と量※ ※成人(20~60歳代)が一日に目標とする量
- その1.ビタミンC
100mg- その2.ビタミンE
男性6.5mg / 女性6.0mg- その3.β-カロテン
基準はないが、毎日適度に取ると良い
タバコの三大有害物質
タバコに含まれる化学物質は約4,000種類あり、そのうち発がん性物質など含んだ有害物質は200~300種類、特に有害なのがニコチン、タール、一酸化炭素です。
このページについて
「健康経営」はNPO法人健康経営研究会の登録商標です。
この健康に関するワンポイントアドバイスは、アクサ生命より提供されている「アクサ生命の健康経営ワンポイントアドバイス」を引用して作成しています。
監修:株式会社グリーンハウス栄養健康事業部管理栄養士グループ
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