睡眠圧のお話「アクサ生命の健康経営ワンポイントアドバイス」より
「よく眠れる寝具を探し続けている方へ」
【
コスト0の快眠法
- その1.夕方以降の偽物の眠気に従わない
- 夜7時から10時は「睡眠禁止帯」と呼ばれ、深く長い眠りが起こりにくいとされています。この時間帯に感じる眠気やだるさは本物の眠気ではなく疲労感であることが多いため入浴や翌日の準備などをして乗り切りましょう。
- その2.敢えて体を疲れさせる
- 睡眠圧を高めるには、体の疲れも必要です。現代は、頭はたくさん疲れているのに体はあまり疲れていないという状況が起こりがちです。日中の活動量を増やし、敢えて体を疲れさせておくことは、質の高い睡眠の強い味方となります。
- その3.途中で目が覚めて寝付けなかったらあきらめていったん
寝室から出る - 睡眠圧を高めるには、体を起こしていることが一番の近道です。睡眠と覚醒の仕組みを知っていれば、「横になって眠気を待っているのは時間がもったいない」と思えてきます。



睡眠と覚醒の仕組み:「疲れたら寝るリズム」
私たちの体には、疲れが貯まってきたら眠くなる仕組みが備わっています。覚醒している時間には、少しずつ睡眠圧(疲労感に似ています)が蓄積されています。これが極限まで高まると睡眠モードにスイッチします。睡眠中は睡眠圧が徐々に下がっていき、極限まで下がると今度は覚醒モードにスイッチします。この睡眠と覚醒の切り替えの様子が砂時計に似ているため、「砂時計型」と呼ばれることもあります。

このページについて
「健康経営」はNPO法人健康経営研究会の登録商標です。
この健康に関するワンポイントアドバイスは、アクサ生命より提供されている「アクサ生命の健康経営ワンポイントアドバイス」を引用して作成しています。
監修:豊島礼子/看護学修士(広島大学大学院医歯薬保健学研究科成人看護開発学)
森山美知子氏の下、働く人の慢性疾患ケアについて研究を進める。